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オレンジの基本情報やデータをまとめていくよ♪
名前 | オレンジ、オレンジスイート、スイートオレンジ、Sweet Orange |
学名 | Citrus sinensis |
科名・属名 | ミカン科 |
抽出部位 | 果皮 |
抽出方法 | 圧搾法 |
主な産地 | イタリア、スペイン、ブラジル、アメリカ |
香りの特徴 | 柑橘系の爽やかな香り |
香りの持続性・揮発速度 | トップノート |
ブレンドファクター | 4 |
香りの強さ | 中~強い |
香りのグループ | 柑橘系 |
主な成分 | リモネン |
価格の目安 | 10mlで1,600円〜2,000円 |
オレンジってどんな歴史があるのかな?
オレンジ精油のイメージと言えば、フロリダや地中海などを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、その原種の植物は、中国南西部からヒマラヤにかけてのエリアであったといわれています。
オレンジの祖先となるものが柑橘類ですが、これがヨーロッパに伝わったということについては諸説あります。
いくつかの説がありますが、その一つには2世紀頃に中国からローマへと伝わり、そこから再び7世紀頃までにはイスラムを通しヨーロッパに持ち込まれたとされています。
ギリシャ神話に登場する一番美しい女神に黄金のリンゴを捧げたとされていますが、この黄金のリンゴの正体が、実はオレンジだったという説もある為、これよりも前に伝わっていた可能性も考えられるでしょう。
植物としてのオレンジは、15から16世紀にインドで誕生しました。
こちらも15世紀頃に中国からポルトガルを通り地中海沿岸に広がったという説、また17世紀頃に十字軍遠征の戦利品としてヨーロッパにもたらされたなど様々な説が存在します。
17世紀前後にはアメリカ大陸にも上陸し、現在では世界で一番多く栽培される果樹とも言われ、世界中で愛されています。
オレンジは2つの種類があるよ!
オレンジは大きく分けると、スイートオレンジとビターオレンジの二つに分かれ、それを元にして様々な品種が存在しています。
とはいえ精油の場合には、品種には関係なくスイートオレンジと呼ばれています。
一番多いものが、バレンシアオレンジを原料に抽出されたものですが、ブラッドやネーブルなどの果物の皮を原料にしたものなどもあります。
基本的に組成はそれほど変わらないものの、品種や産地などによりそれぞれの成分の含有量、また香りなどが異なります。
オレンジは主に2つの種類があるよ!
オレンジは柑橘系の爽やかな香りがするオイルで、親しみやすい香りがします。
色々な効果もあるので、使いやすいエッセンシャルオイルだと思います。
オレンジは果実のオレンジそのままの柑橘系の香りがします
オレンジ精油の特徴としては、オレンジジュースを濃厚にしたかのような親しみやすい柑橘系の香りです。
万人受けしやすい香りであり、比較的価格もリーズナブルで刺激性も少ないので、子供や妊娠中の人でも利用できると人気を集めています。
芳香成分はリモネンであり、神経の緊張の緩和、胃腸機能を整えるなども期待されています。
抗菌作用をもつ成分が多く含まれているため、風邪予防を兼ねることもできるでしょう。
オレンジ精油・エッセンシャルオイルの成分はどうなっているのかな?
- リモネン
オレンジ精油・エッセンシャルオイルには色々な効果があるよ!
オレンジ精油・エッセンシャルオイルにはさまざまな効果を期待することができます。
- ネガティブな感情を拭い去る、気分を華やかにする
- 鎮静作用を、弛緩作用によって、イライラの緩和なども期待
- 明るく爽やかな香りはリフレッシュにも効果が期待でき、気持ちを前向きに明るく切り替えるためのサポート
- 安眠のサポーター
オレンジ精油の心への効果としては、ストレスや不安の軽減、リラックスタイムのサポートなどが期待できます。
一般的にオレンジ精油はハッピーな香りと称されることもあり、爽やかで甘いオレンジの香りであり、またオレンジそのものにも明るさやポジティブさを連想する人が多く見られます。
ネガティブな感情を拭い去る、気分を華やかにするようなイメージで使われることの多い精油と言えます。
成分的に見た場合にも、オレンジ精油の主成分となっているリモネンには、鎮静作用が期待されます。
実際の研究結果にも出ているので、有効性が断定されているわけではないものの、鎮静作用を、弛緩作用によって、イライラの緩和なども期待できることでしょう。
明るく爽やかな香りはリフレッシュにも効果が期待でき、気持ちを前向きに明るく切り替えるためのサポートにも役立てられます。
心理的な緩和をもたらすとも言われているため、1日の終わりの時間帯に使用することにより、神経を落ち着かせ寝つきを良くする、睡眠の質を高めるなどの働きも期待されます。
安眠のサポーターとしても役立てることができるでしょう。
オレンジ精油・エッセンシャルオイルの体への効果は以下になります
- リモネンは、胃を健やかにしたり消化を促進する、整腸作用など、胃や腸の機能をサポートする働き
- 胃腸機能を活発にする
- 血流を促す効果
- リモネンには抗菌、抗ウイルス作用、免疫細胞の正常化などの働きを持つ
オレンジ精油の体への効果としては、まず第一に胃腸トラブルのケアが挙げられます。
主成分でもあるリモネンは、胃を健やかにしたり消化を促進する、整腸作用など、胃や腸の機能をサポートする働きが期待されています。
オレンジ精油の香りは抗不安作用、弛緩作用を持つとも言われているので、特に精神的な問題からくる胃腸トラブルの予防、緩和などにも期待できるでしょう。
とはいえ反対に胃腸機能を活発にすることから、食欲を増進させるとも言われているので、ダイエット中の人、過食気味の人は十分に注意するようにしましょう。
その他にも血流を促す効果が期待できるので、高血圧の改善、精神面の働きかけなどとあわせ、月経前症候群の軽減などが期待できるとも言われています。
主成分のリモネンには抗菌、抗ウイルス作用、免疫細胞の正常化などの働きを持つとも言われているので、風邪予防や回復サポートも期待できます。
赤ちゃんや子供にも使える精油なので、家族みんなで健康のために室内に拡散するのも一つの手段です。
オレンジ精油・エッセンシャルオイルの肌への効果をまとめると以下になります
- 肌にも良い効果が期待
- ビタミンCが含まれているので、メラニン色素の発生を抑制したり、肌のアンチエイジング効果
- 保湿や皮脂の分泌を調整する役割も持つ
- 血行を良くする働き
- 頭皮に対しても効果が期待
オレンジ精油はさらには肌にも良い効果が期待できます。
オレンジ精油にはビタミンCが含まれているので、メラニン色素の発生を抑制したり、肌のアンチエイジング効果も期待できます。
皮膚に直接塗ることも可能であり、この場合には抗炎症作用、殺菌作用なども得られるでしょう。
保湿や皮脂の分泌を調整する役割も持つと言われています。
このような働きから、ニキビケアアイテムなどにもオレンジ精油が配合されているのがひとつの特徴です。
そして血行を良くする働きがあるので、発汗を促したり、老廃物の排出を促しやすく、むくみやセルライト対策にも用いられています。
とはいえ必ずこのような効果が得られるというわけではないので、まずは自分の肌に合うかどうかを確認した上で、セルフケアの一つの手段として取り入れることが望ましいです。
さらには頭皮に対しても効果が期待でき、髪の毛の健康な成長をサポートしたり、抜け毛予防などの働きが期待されています。
オレンジと相性がいい精油・エッセンシャルオイルはこれらだよ〜!
- ローズウッド
- ラベンダー
- クラリセージ
- ゼラニウム
同じ柑橘系の精油と相性がいいよ〜!
オレンジを使うときの注意点や禁忌もちゃんとチェックしてね!
オレンジのおすすめの使い方を紹介していくよ〜!
アロマディフューザーやアロマポットを使って、部屋全体に散布しましょう!
キャリアオイル15mlに4~6滴の割合でまぜマッサージすることで乾燥からお肌を守ります
水450mlにオイル10滴を加えて、拭き掃除に使います。
油汚れとかがきれいになるし、爽やかな香りで掃除が楽しくなりますよ!
プラナロム社の精油(エッセンシャルオイル)は、ヨーロッパでは医療にも用いられる商品自体の高い品質に加え、日本独自の国内再分析を実施した無農薬で100%天然の精油です。
成分分析表付きなので成分も見れるため安心して使えますね。
ドテラの精油(エッセンシャルオイル)も、厳しいCPTG®品質基準にもとづいて、注意深く入念に検査されていますので、安心して使えると思います。
生活の木の精油(エッセンシャルオイル)は比較的安く買うことができます。
また3mlという少量でも買うことができるため、試しに使ってみたいという時にも便利です。