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ウィンターグリーンの基本情報やデータをまとめていくよ♪
名前 | ウィンターグリーン、ヒメコウジ、Wintergreen |
学名 | Gaultheria procumbens |
科名・属名 | ツツジ科 |
抽出部位 | 葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | 北アメリカ大陸 |
香りの特徴 | 湿布のような香り |
香りの持続性・揮発速度 | ミドルノート |
ブレンドファクター | 1 |
香りの強さ | 強い |
香りのグループ | スパイス系 |
主な成分 | サリチル酸メチル |
ウィンターグリーンってどんな歴史があるのかな?
ウィンターグリーンの原産は北アメリカ北東部で古くからネイティブアメリカンやエスキモーの間で薬草として使用されており、時には実を食べたり葉を噛んだりする習慣があったとも言われていました。
ウィンターグリーンは薬用的なものとして生活の一部として浸透していたようです。
アメリカ独立戦争時代には紅茶の代用として飲まれており「カナディアンティー」「T Eaberry(ティーベリー)」との呼び名があり現在でもハーブティーとして親しまれています。
ウィンターグリーンは鮮やかな緑色をしている常緑植物だよ
ウィンターグリーンはツツジ科の低木で葉は厚みがあり冬でも鮮やかな緑色をしている常緑植物です。
「チェッカーベリー」や日本名では「姫柑子(ヒメコウジ)」と呼ばれる真っ赤な実が特徴で、初夏に小さな白い花が咲き秋には実がみのり、冬になるとどんどん真っ赤に熟していきます。
我々がよく目にするのはクリスマスのリースや新年の飾りにもよく用いられている真っ赤な実で、ガーデニングでもとても人気があります。
ウィンターグリーンは湿布みたいな精油だよ
ウィンターグリーン精油についてはなかなか聞いたことがない人が多いかと思います。
しかし、香りを嗅げば「これは!」と思うことでしょう。
それは湿布そのものの香りをしているからです。
そして効果的作用というとまさに湿布、つまりメディカルオイルとして考えてもいいでしょう。
ウィンターグリーンは天然の湿布と思って使用できるため、体にとても良さそうな精油をのひとつです。
湿布をずっと貼っていて肌荒れする人にはウィンターグリーンの存在は朗報かもしれませね。
ただし、刺激はとても強いので注意は必要ですが、心身ともに効果があるので上手く付き合っていけるといいでしょう。
ウィンターグリーンはメントール系の爽快感のある香りがするよ
ウィンターグリーンの香りはメントール系の爽快感のある香りで、目が覚めるような香り、ミント、湿布薬などに似た香りがします。
このような香りは眠いときなどに嗅ぐと眠気覚ましになりますし、気分があまり良くないときやイライラしているときなどに嗅ぐと気分がスッキリしたり、頭の中がシャキッとする、または不安要素を抱えているときに緊張緩和、リラックスできる効果があります。
スーッと鼻の奥が通るような香りで効果を発揮してるのでしょう。
ウィンターグリーン精油・エッセンシャルオイルの成分はどうなっているのかな?
- サリチル酸メチル
ウィンターグリーンの主な成分は「サリチル酸メチル」という成分が95%〜99%含まれています。
サリチル酸メチルは湿布で使用されている成分と同じで、鎮痛・抗炎症作用・消毒作用の効能があります。
また歯磨き粉やあめ、ガムなどにも含まれています。
ウィンターグリーンのほとんどの成分がサリチル酸メチルなので、アスピリンと同じような炎症や痛みを抑えるために効果がある一方、毒性・刺激性が強く危険性も高くなり注意が必要です。
ウィンターグリーン精油・エッセンシャルオイルには色々な効果があるよ!
ウィンターグリーン精油・エッセンシャルオイルにはさまざまな効果を期待することができます。
- やる気が起き、気持ちをクリアにしてくれリフレッシュさせてくれる
ウィンターグリーン精油は刺激が強い香りで効力でがあります。
心にも刺激が与えられやる気が出ない時や悩み事などでもやもやしている時、気持ちを切り替えたい時にこのスーっとする香りでやる気が起き、気持ちをクリアにしてくれリフレッシュさせてくれる効果があります。
ストレスや疲れを前向きに癒やしてくれるので、心が晴れやかになります。
心の病気とまではいかなくても、ウィンターグリーンのシャキッとするような香りで心が元気になってくれる効果があります。
ウィンターグリーン精油・エッセンシャルオイルの体への効果は以下になります
- 鎮痛作用や鎮痙作用、抗炎症作用
- 運動後の筋肉痛や関節に炎症が起こり腫れや痛みなどを引き起こすリウマチ痛にも有効
- 風邪の予防やひきはじめにとても効果がある
ウィンターグリーンの成分は湿布と同じサリチル酸メチルが成分であるため、効果も同様に鎮痛作用や鎮痙作用、抗炎症作用などに優れています。
また運動後の筋肉痛や関節に炎症が起こったり、腫れや痛みなどを引き起こすリウマチ痛にも有効と言われています。
そして、肩こりやぎっくり腰などの痛みにも作用してくれるため、体の節々の痛みに大変効果的だということがわかります。
香りから想像ができますが消毒作用もあるので、うがい薬としても効果的で風邪の予防やひきはじめにとても効果があります。
呼吸系の症状にも効果が発揮しやすく咳を抑えたり痰を切る手助けになります。
このようにウィンターグリーンは薬用的な役割として精油のなかでも群をぬいています。
香りを楽しむというよりはメディカルオイルとして扱うといいでしょう。
ただし、刺激が強いため体への使用をする際には十分な注意が必要です。
ウィンターグリーン精油・エッセンシャルオイルの肌への効果をまとめると以下になります
- 湿疹やニキビなどによい
- むくみの改善
ウィンターグリーンの性質はサリチル酸メチルの成分がほとんどで、湿布の効果が期待できます。
体や心にいい刺激を与え、疲労した筋肉の緩和を助けてくれますが、肌に塗布をするとほんのりと温かみを与えてくれる性質があります。
効果でいうと湿疹やニキビなどにもいいと言われています。
しかし刺激が強い精油であるため、塗布をするのは原液を直接塗布塗布することは避けて、キャリアオイルで希釈をしたものにするなど取り扱いには十分な注意が必要です。
また、リンパの鬱滞を除去する効果もあり、こちらはむくみの改善に役立てそうです。
マッサージをしながらむくみ防止をすると効果的です。
また、直接塗布に抵抗がある方はアロマスチーマーなどを使用してもいいかもしれません。
鼻や口からも効果を得られますし肌にも降りかかります。
何よりも簡単にリラックス、リフレッシュとともに肌への効果も期待できます。
ウィンターグリーンと相性がいい精油・エッセンシャルオイルはこれらだよ〜!
- ユーカリ・レモン
- イランイラン
- ラベンダー
ユーカリ・レモンはウィンターグリーンと同じく鎮痛作用があるので筋肉痛やリウマチ痛、肩こりに効果があり
ますのでブレンドすることで強力な効果が期待できます。
イランイランといえばロマンティックな催淫効果が高いイメージがありますが、その甘い香りは鎮静作用や抗うつ作用に優れています。
また女性ホルモンの分泌調整をしてくれる役割もあります。
リラックス効果のあるラベンダーは筋肉に働きかける作用を持っているので相性はとても良く、またウィンターグリーンの香りが苦手な人にもおすすめです。
効力や香りでお気に入りのブレンドを作ってみるのもおすすめです
ウィンターグリーンは禁忌事項があるアロマオイルですので以下のことを気をつけましょう。
ウィンターグリーンのおすすめの使い方を紹介していくよ〜!
ウィンターグリーンは注意が必要である強い精油であるため敬遠しがちではありますが、心や体を癒やすためにはとても助けになります。
キャリアオイルで希釈をしたウィンターグリーンはスポーツの後に筋肉疲労の身体をマッサージすると湿布を貼ったときのような効果が得られクールダウンさせてくれます。
ウィンターグリーン精油はいわゆるメディカルオイルですので、マッサージをするときの使用がおすすめです。
お風呂での使用もおすすめです。天然塩やウィンターグリーン精油を希釈したものを湯船に入れるとリラックス・リフレッシュができ、肩や腰の痛みも和らぎます。
常に疲れを感じやすい人はスプレーや希釈したものをオイルを携帯用に持つようにすると、休憩のときなどに使用できるので、1日気分を切り替えながら過ごせます。
ウィンターグリーンのみの香りだときつく感じることもあるのでブレンドをしてお好みの香りにして使用することもおすすめです。
プラナロム社の精油(エッセンシャルオイル)は、ヨーロッパでは医療にも用いられる商品自体の高い品質に加え、日本独自の国内再分析を実施した無農薬で100%天然の精油です。
成分分析表付きなので成分も見れるため安心して使えますね。
ドテラの精油(エッセンシャルオイル)も、厳しいCPTG®品質基準にもとづいて、注意深く入念に検査されていますので、安心して使えると思います。