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ジュニパーベリーの基本情報やデータをまとめていくよ♪
名前 | ジュニパー、ジュニパーベリー、Juniper berry |
学名 | Juniperus communis |
科名・属名 | ヒノキ科 |
抽出部位 | 果実と葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | イタリア、フランス、ハンガリー |
香りの特徴 | ウッディ調の香りの中にスモーキーさもある香り |
香りの持続性・揮発速度 | トップノート |
ブレンドファクター | 4 |
香りの強さ | 中ぐらい |
香りのグループ | 樹木系 |
主な成分 | α-ピネン、サビネン |
価格の目安 | 10mlで3,000円〜6,000円 |
ジュニパーベリーってどんな歴史があるのかな?
セイヨウネズという木の果実を乾燥させて、スパイスとして加工したものがジュニパーベリーです。
11世紀ごろのイタリアでジュニパーベリーを使った蒸留酒が作られたのが、この果実が民衆にも親しまれるきっかけになったと言われています。
製造された蒸留酒は街中の薬局で、薬用酒として売られていました。
同時期から精油に加工されて、美容や病気に効くと言われるようになってから現在でもジュニパーベリー精油は多くの人が活用しています。
ジュニパーベリーは針葉樹のセイヨウネズにできる果実だよ
針葉樹のセイヨウネズにできる果実のジュニパーベリーは、ブルーベリーと間違えるほど見た目が似ており、爽やかな香りとすっきりとした味わいが特徴です。
蒸留酒のジンに香りづけをしたい時に最適な果実として、ヨーロッパでは古くから愛されてきました。
多くのハーブや果皮を原料として使用するジンと相性が良く、他のベリー系の果実とは少し違った風味を持ちます。
イタリアやフランスやハンガリーなど多くの地域で育つ植物で、見た目も美しいので観賞用に育てられることもあります。
ジュニパーベリーは心が落ち着く精油だよ
リラックス効果があるジュニパーベリー精油は、洗面器のお湯に3滴ほど落としてから香りを楽しむために使われることが多いエッセンシャルオイルです。
ジュニパーベリー精油が混ざったお湯で、手のひらと指をマッサージしているだけで心が落ち着くと言われており、粘り気もなくて肌触りの良さも実感できます。
妊娠中に使用すると危ないエッセンシャルオイルだと言われていたこともありましたが、危険性がないことが近年の研究で明らかになっています。
ジュニパーベリーはウッディ調の香りだよ!
ジュニパーベリー精油は少し苦みを含んだ爽やかな香りで、ウッディ調の香りが好きな人に合っています。
ほのかな甘みを感じさせるところが特徴的で、心身の浄化を助けてくれるエッセンシャルオイルとして有名です。
少しの苦みを感じさせる香りが頭をスッキリとさせてくれて、勉強や仕事などに意識を集中させたい時にもジュニパーベリー精油が役立ちます。
真面目なイメージを作り出すために、ジュニパーベリー精油を含む香水が使われることもあります。
ジュニパーベリー精油・エッセンシャルオイルの成分はどうなっているのかな?
- α-ピネン
ジュニパーベリー精油の主成分のα-ピネンには、疲労回復やリラックス効果が期待されており、安眠効果もあるために不眠に悩む方々にもα-ピネンは最適です。
免疫向上作用や抗菌作用もあると言われていて、風邪が流行りやすい季節にもジュニパーベリー精油は活用されています。
たるみを改善するためにα-ピネンの血行促進作用を頼る人も多く、ジュニパーベリー精油を使ったマッサージは美容にも効果が期待できます。
ヒノキのような香りが漂って、森林浴を楽しんでいる気持ちになれるエッセンシャルオイルです。
ジュニパーベリー精油・エッセンシャルオイルには色々な効果があるよ!
ジュニパーベリー精油・エッセンシャルオイルにはさまざまな効果を期待することができます。
- 深い森の中で深呼吸したときに感じられるウッディーな香りをもつため、心や精神をリラックスできる
- 睡眠の質を向上
- 爽やかな気持ちにしたり気分転換できる、集中力アップやうつ予防などの効果
ジュニパーベリー精油には、深い森の中で深呼吸したときに感じられるウッディーな香りをもつため、心や精神をリラックスさせてくれます。
ヒノキ科由来の香りは、檜風呂のような香りが漂うことから、自宅にいながらにして森林浴をしているかのような体感を楽しめます。
人の心を優しくしてくれる木の香りが五感の1つである嗅覚を通じて脳に働きかけ、リラックスを促進、仕事や日常生活のストレスによる緊張を解きほぐしてくれます。
これにより得られる効果として睡眠の質の向上を指摘できるでしょう。
檜風呂に入ると安眠効果を期待できるように、ジュニパーベリー精油にも心をゆったりさせるので睡眠の質を向上させられます。
日頃から寝不足だと指摘される日本人にとってジュニパーベリー精油は、とても魅力的なアロマオイルと言えます。
この他にもジュニパーベリー精油の香りには、爽やかな気持ちにしたり気分転換できる、集中力アップやうつ予防などの効果を期待できます。
ジュニパーベリー精油・エッセンシャルオイルの体への効果は以下になります
- 体内に溜まった老廃物の排出を促すデトックス効果
- むくみ改善
- 消化を促す効果
- 肩こりや腰痛や関節痛対策
- 体を温める効果・冷え性にも!
ジュニパーベリー精油には、体にも良い効果を期待できます。
特徴的なものとして利尿作用があり、体内に溜まった老廃物の排出を促すデトックス効果を発揮、体内の余分な水分も少なくなるのでむくみ改善を目指せます。
消化不良の改善や唾液の分泌促進により消化を促す効果も知られるようになりました。
また古くから知られている鎮痛効果は筋肉痛や生理痛の際に役立つほか、肩こりや腰痛や関節痛対策でも利用されています。
この他にも体を温める効果かも指摘されるようになりました。血行の流れを改善して新陳代謝を活発を促せるので、冷え性に悩む女性にも選ばれています。
最後に触れておきたいのが、抗酸化作用でしょう。
ジュニパーベリー精油には高い抗酸化作用を持つポリフェノールやフラボノイドなどを含む多数の成分が含まれており、ファンデーションやシャンプー、香水などにも利用されるほどです。
これらを配合した商品を利用すれば、体の中からジュニパーベリー精油の効果を体感できることでしょう。
ジュニパーベリー精油・エッセンシャルオイルの肌への効果をまとめると以下になります
ジュニパーベリーと相性がいい精油・エッセンシャルオイルはこれらだよ〜!
柑橘類系のアロマオイルとの相性が抜群の精油と相性がいいよ〜!
特にジュニパーベリー精油は、特に柑橘類系のアロマオイルとの相性が抜群です。
中でも相性が良いとされているのが、柑橘類系です。
主にスッキリとしたレモンやグレープフルーツ、甘い香りが感じられるマンダリンやオレンジ、酸味と甘さのあるベルガモットなどになります。
この他にもリラックスを重視する場合はレモングラスやレモンバームがおすすめです。
ジュニパーベリー精油は、柑橘類系アロマオイルと最も相性が良くなっており、合わせて利用すれば様々な効果を期待できます。
ジュニパーベリーを使うときの注意点や禁忌もちゃんとチェックしてね!
ジュニパーのおすすめの使い方を紹介していくよ〜!
アロマディフューザーやアロマポットを使って、部屋全体に散布しましょう!
無水エタノール5mlに精油を10滴入れ、よく混ぜます。
その後精製水を45ml入れよく混ぜたら出来上がりです。
これで濃度1%のアロマスプレーの出来上がりです。
自分で自由にアレンジすると楽しいですよ!
好きな植物油10mlに好きな精油を2滴入れてよく混ぜます。(濃度1%)
そのオイルでを気になる部分をマッサージ。
精油のいい香りでマッサージすると、とても幸せな気分になりますよ!
乳化剤か天然塩に精油を垂らして、それをお風呂にいれてアロマバスとして楽しめます。
乳化剤は適当に手のひらに出して、精油を1〜2滴垂らして薄めてからバスタブにいれましょう。
天然塩の場合は塩大さじ2に精油を1〜5滴垂らしてよく混ぜてからお風呂にいれましょう。
プラナロム社のジュニパー精油(エッセンシャルオイル)は、ヨーロッパでは医療にも用いられる商品自体の高い品質に加え、日本独自の国内再分析を実施した無農薬で100%天然の精油です。
成分分析表付きなので成分も見れるため安心して使えますね。
ドテラのジュニパー精油(エッセンシャルオイル)も、厳しいCPTG®品質基準にもとづいて、注意深く入念に検査されていますので、安心して使えると思います。
生活の木のジュニパー精油(エッセンシャルオイル)は比較的安く買うことができます。
また3mlという少量でも買うことができるため、試しに使ってみたいという時にも便利です。