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ペパーミントの基本情報やデータをまとめていくよ♪
名前 | ペパーミント、Peppermint |
学名 | Mentha piperita |
科名・属名 | シソ科 |
抽出部位 | 葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | アメリカ、フランス、スペイン |
香りの特徴 | スーッとする強い清涼感のある香り |
香りの持続性・揮発速度 | トップノート |
ブレンドファクター | 1 |
香りの強さ | 強い |
香りのグループ | ハーブ系 |
主な成分 | ℓ-メントール、メントン、1,8-シネオール |
価格の目安 | 10mlで1,900円〜4,000円 |
ペパーミントってどんな歴史があるのかな?
ペパーミントの歴史は長く、紀元前100年頃のピラミッドからペパーミントの葉が発見されていることから当時既に存在していたことがわかりますし、ミントの属名であるMenthaとはギリシャ神話に登場するMinthesという妖精が由来です。
古代ギリシアでは医学の父と呼ばれたポクラテスも気付け薬や胃腸薬として処方されるなど、2000年前から薬用植物と使用されていたと考えられます。
現在ペパーミントは化粧品や服・空間用の消臭芳香剤や入浴剤、洗剤類などラベンダーと並んでメジャーな存在となっています。
ペパーミント精油というとミントリキュールのような青緑色をイメージされる方が多いですが、あれは着色がされており、精油自体は淡い黄色をしている特徴があります。
ペパーミントは3つのミントが有名だよ
私達にとって非常に馴染み深いミントは、シソ科ハッカ属に分類される植物の総称であり、世界には数百種類にものぼるミントが存在しています。
しかしハーブや香料原料として使用されているのはペパーミント系とスペアミント系の2種類で、日本在来種である和ハッカを加えた3つが有名です。
ペパーミントは
メントールという主成分により、精油を使用すると人間の身体の表面にある冷感受容体を刺激して、体感温度を下げて涼しく感じさせるといった効果があります。
このようにクールで清々しい印象の香りは暑い季節に非常に向いていますが、水や空のような透明感も感じさせることから興奮している時に冷静さを取り戻したい時や、疲れた心を癒やす香りとしても非常に人気があります。
クセが強くなく、誰でも気軽に使える香りであることから男性向け化粧品や香水などにも使用されることが多いです。
ペパーミントは独特のスッとした清涼感のある香りがするよね
ペパーミント精油はスーッとする強い清涼感のある香りが非常に特徴的で、日本でも有名なスペアミントはソフトな清涼感と甘さ、苦味があるのに対してペパーミントはキリッとした爽快さがあることから、主にガムや歯磨き粉にはこちらのペパーミントベースが使用されることが主流です。
ペパーミントは別名を「セイヨウハッカ」と呼び、独特のスッとした清涼感のある香りはメントールという主成分によるものです。
ペパーミント精油・エッセンシャルオイルの成分はどうなっているのかな?
- ℓ-メントール
- メントン
- 1,8-シネオール
ペパーミントには色々な効果があるよ!
ペパーミント精油・エッセンシャルオイルにはさまざまな効果を期待することができます。
- 眠気を覚まして意識をはっきりとさせる
- 集中力を高める
- 脳を刺激し覚醒させる力を持っている
- 気分のリフレッシュ効果
- インスピレーションが欲しい時に
- 心と思考を冷静に保つサポート
- 前向きさや元気さを取り戻す手助け
ペパーミント精油を使用することで得られる心への効果は、この精油は主成分であるメントールによる清涼感が特徴であり、キリッとしたクールな香りから眠気を覚まして意識をはっきりとさせたいといった場合や、集中力を高めたい時に役立つ香りとして様々な場面で使用されます。
ペパーミントの香りは脳を刺激し覚醒させる力を持っているので、仕事や勉強前に香りを嗅ぐことで集中力を高めて作業効率をアップさせたり、インスピレーションが欲しい時などにもおすすめです。
気分のリフレッシュ効果にも優れていることから、長時間クルマを運転するドライバー用の香りや眠気覚ましのガムなども有名です。
そして主成分のメントールには鎮静作用があるので、興奮している神経を冷却させて怒りや興奮、イライラとした気持ちの高ぶりを抑えて、心と思考を冷静に保つサポートをしてくれる効果が期待できます。
他にもストレスや神経疲労などで気持ちが落ち込んでいる時に、前向きさや元気さを取り戻す手助けとして、この精油を使用するという方は多いです。
ペパーミント精油・エッセンシャルオイルの体への効果は以下になります
- 健胃作用といった消化器系への働きかけ
- お腹の調子を整える民間療法で利用されている
- お腹の調子をサポートしてくれる
- 車や船といった乗り物酔いや二日酔いなどの気分の悪さ、吐き気止めにも活用
- 頭痛や偏頭痛、筋肉痛や捻挫・打撲などの外傷まで様々な体の痛みを緩和
- 生理前から生理中のイライラ感やぼんやり感の緩和
ペパーミント精油の身体への効果として有名なのが、健胃作用といった消化器系への働きかけが挙げられます。
実際にヨーロッパではお腹を壊した時などにはペパーミントティーを飲む習慣があるなど、お腹の調子を整える民間療法で利用されているほどです。
ペパーミントがお腹の調子をサポートしてくれるのには、主成分であるメントールの働きが関係しており、精油の香りを嗅ぐだけで消化不良や食欲不振、吐き気や胃痛、便秘などの軽減に役立ちます。
他にも胃の神経の末端を麻痺させる働きがあることから、車や船といった乗り物酔いや二日酔いなどの気分の悪さ、吐き気止めにも活用されています。
そしてメントールには鎮痛作用があるので、頭痛や偏頭痛、筋肉痛や捻挫・打撲などの外傷まで様々な体の痛みを緩和します。
また若干の通経作用があることから鎮痛作用と合わせて生理痛や少量月経などの女性へのサポートや、精神面への働きと合わせて生理前から生理中のイライラ感やぼんやり感の緩和にもつながります。
ペパーミント精油・エッセンシャルオイルの肌への効果をまとめると以下になります
- 日焼けをしてしまった肌や炎症を起こしている場合のケアに使用
- かゆみ止め効果が高い
- 水虫や虫刺されによる肌の痒みや炎症改善
- 脂性肌のケアや頭皮に利用することで地肌のベタつきや脂っぽさを軽減
- ニキビケアにも有効
ペパーミント精油は抗炎症作用があり、さらに軽い麻酔と冷却作用があると考えられているため、日焼けをしてしまった肌や炎症を起こしている場合のケアに使用されています。
かゆみ止め効果が高い精油として、軟膏類に使用されることが多いですし、抗菌や抗真菌、抗ウイルス作用を持つことから水虫や虫刺されによる肌の痒みや炎症改善にも取り入れられます。
他にペパーミント精油は収斂作用を持つことから、脂性肌のケアや頭皮に利用することで地肌のベタつきや脂っぽさを軽減させます。
そのためメンズ用のシャンプーなどに配合されていることが多い傾向にあり、収斂作用と殺菌・抗炎症作用が複合して働くことでニキビケアにも有効とされます。
ただしペパーミント精油は皮膚への刺激が強い特徴があることから、敏感肌の方が使用する場合や炎症が重い状態での使用は注意が必要です。
肌の状態を悪化させてしまう恐れがあるので、精油を使用する場合には低濃度に希釈した上でパッチテストを行い、肌に問題がないか確認した上で使用するようにしましょう。
ペパーミントと相性がいい精油・エッセンシャルオイルはこれらだよ〜!
- サイプレス
- ティーツリー
- レモン
- ユーカリ
同じシソ科の精油と相性がいいよ〜!
ペパーミントを使うときの注意点や禁忌もちゃんとチェックしてね!
ペパーミントは顔の近くで高濃度で利用すると、少量でもめちゃくちゃ目が痛くなります。
顔の近くに使う場合は、必ず希釈して使いましょう。
私は、希釈して胸のあたりに塗ったらめちゃくちゃ目が痛くなりました。本当に痛くなるので注意!
もし目がしみるようでしたら、ペパーミントを塗った部分にキャリアオイルを塗って薄めましょう。
水で洗ったりするよりオイルで薄めが方が効果的です。
ペパーミントのおすすめの使い方を紹介していくよ〜!
アロマディフューザーやアロマポットを使えば、部屋全体にペパーミント眠気を覚まして意識をはっきりとさせ、集中力が高まったり、インスピレーションが湧くかもしれません。
鎮静作用があるので、興奮している神経を冷却させて怒りや興奮、イライラとした気持ちの高ぶりを抑えて、心と思考を冷静に保つサポートをしてくれる効果が期待できますので、寝る前にアロマディフューザーなどを使うと、すぐに眠りにつけるかもしれません。
お風呂に入る前に、お風呂の床に一滴ペパーミント精油をたらします。
シャワーを浴びることで、ペパーミントの爽快感がお風呂をいっぱいにすることでしょう。
爽やかな香りで気分もスッキリできるはず。
冷却作用もあるため、夏のお風呂にはピッタリですよ!
プラナロム社の精油(エッセンシャルオイル)は、ヨーロッパでは医療にも用いられる商品自体の高い品質に加え、日本独自の国内再分析を実施した無農薬で100%天然の精油です。
成分分析表付きなので成分も見れるため安心して使えますね。
ドテラの精油(エッセンシャルオイル)も、厳しいCPTG®品質基準にもとづいて、注意深く入念に検査されていますので、安心して使えると思います。
生活の木の精油(エッセンシャルオイル)は比較的安く買うことができます。
また3mlという少量でも買うことができるため、試しに使ってみたいという時にも便利です。